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電気自動車紹介:Vol.4 三菱ekクロスEV

進化した軽自動車BEVの魅力

 


三菱自動車は、eKクロスEVを発表しました。この車は、三菱版の日産自動車「サクラ」であり、日本で初めてリリースされた軽自動車BEVであるi-MiEVの進化版です。eKクロスEVは価格が手頃で、WLTCモードで180kmの一充電走行距離を実現しています。さらに、駆動方式がFFに変更され、回生も可能になりました。ボディサイズもコンパクトさを保ちながら室内空間を確保しており、走りも滑らかで俊敏です。本記事では、eKクロスEVの特徴や性能について詳しく解説します。


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三菱自動車が最新の電気自動車(EV)であるeKクロスEVを発表しました。この車は、三菱自動車版の日産自動車「サクラ」とも言える存在であり、日本で初めてリリースされた軽自動車EVであるi-MiEVの進化版と言えます。


i-MiEVがリリースされた当時は、価格が約430万円であり、一充電走行距離は10・15モードで160kmでした。しかし、今回のeKクロスEVは価格がその半分ちょっとからスタートし、WLTCモードで一充電走行距離が180kmにまで向上しています。価格と性能のバランスが取れた進化を遂げたと言えるでしょう。

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eKクロスEVの駆動方式は、前輪駆動(FF)に変更され、より使いやすくなりました。以前のモデルでは低ミュー路のために回生を十分に活用できませんでしたが、今回のeKクロスEVでは回生の効率も改善されています。ガソリンモデルと比較しても、使い勝手に大きな違いはありません。


eKクロスEVのボディサイズは3395×1475×1655mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2495mmです。ガソリン仕様の車と比べて、わずかに高さが増えましたが、ほぼ同じ

寸法を維持しながら、新たに開発されたEVシステムを搭載し、室内空間を確保しています。駆動用モーターには、日産自動車の「ノート e-POWER 4WD」で使用されているMM48型が採用されており、最高出力は47kW/2302-10455rpm、最大トルクはガソリンターボモデルの約2倍となる195Nm/0-2302rpmを発揮します。また、駆動用バッテリとして20kWhの電力を搭載しており、WLTCモードで180kmの一充電走行が可能です。

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eKクロスEVの走りは、ガソリンモデルとは異なる印象を与えます。滑らかな加速と、アクセルへのリニアなレスポンスは、BEVならではの特徴です。さらに、最大トルクがガソリンターボモデルの約2倍となる195Nmを発揮するため、複雑な都市交通環境でもスムーズに走行することができます。軽自動車ならではのコンパクトさを活かし、狭い駐車スペースをクリアしながら、2車線の道路を楽々と走り抜けることができます。アクセル操作も実質的にワンペダルで行えるため、都市部での扱いやすさも魅力です。さらに、乗り心地はしっかりとしたが穏やかであり、軽自動車とは思えないほど快適です。まっすぐ進む感覚も心地よいものです。


eKクロスEVは、三菱自動車の軽自動車EVの進化版として、コンパクトさと使い勝手を兼ね備えた魅力的な車です。価格の手頃さ、WLTCモードでの長い走行距離、スムーズな走り、そして快適な乗り心地など、多くの利点を持っています。軽自動車EVをお考えの方には、eKクロスEVが一層魅力的な選択肢となることでしょう。